2019年4月27日、思い立ったが吉日(笑)。今年のGWは10連休、だが前半は雨予報。なので、束の間の晴れ間に近場の林道、10年ぶりに
大谷林道と
亀尾島林道へ行ってみた。
まずは関市板取の板取事務所裏からスタート。
二つ目の橋が終わった所からダートが始まる。
しばらく先のY字を、左へ行く方が木セト林道。10年前よりは伸びてるみたいだが、結局行き止まり。
本線に戻って、林道はさらに高度を上げていく。
前回(大谷林道参照)は、N35°44'32″ E136°50’36.2″ で工事中行き止まりだったのだが、今回はこれが開通していることを期待していた。
前回の通行止めがこの辺り、かどうかは定かではないが、道が妙に新しいので開通を期待して先を急ぐ。
この先は、山を南斜面~西斜面~北斜面と、おおむね ⊃ の形で回り込んでいく。少々不安になったところで、ようやく見覚えのある分岐に到達。
亀尾島林道の方から上がって来た終点のT字である。手前が亀尾島林道へ下る林道、やってきたのは右手から。前回は途中で工事中だったので、通じたわけである。
さて、前回は画面の左手の林道を走り、R256旧道のタラガトンネル上辺りにでたのだが、今ではご覧の通りがっちりゲート。
画面左は無理(看板裏の斜めのテンションが邪魔で入れない)、右は画面で見えるほどの幅は無く(KDXでも厳しい)、ミスると崖から一直線。ゲートの向こうをちょっと歩いてみたが、土砂崩れもひどく、通過は断念。亀尾島林道へ降りることにした。(ちなみに、帰りに反対側入り口を確認したところ、ゲートは無かった。時間切れで入り込みはしなかったが、どこまでどうなっているのだろう?)
さて、亀尾島林道へ下るわけだが、これがまた荒れ放題、廃道化の2歩手前くらい。轍に雑草が生えだしてるので、しばらく車なんて通っていないんじゃないか?溝も掘れてV字谷の兆候もあるし。前回はここまで酷かった記憶はないが。
亀尾島林道へ下る途中にあった廃屋2軒。林道もここまでくると普通の路面状況になっていた。時々人が入ってくるようだ。
二軒目、写真の奥に写っているのはKDXだが、手前2本は見事な桜の巨木である。季節に来ればさぞや美しかろうとは思うが、軽トラかジムニーでなければちょっと入っていく勇気は無い。残雪が怖いので、KDXではちょっとどうかと思う。
この後、工事中を2回くらい抜けて、亀尾島林道まで下りた。今回の目的は、亀尾島林道の今(どこまで通じているか?)を確認することだったのだが、いきなりの通行止め。
(写真左手が下りてきた林道、奥が亀尾島林道(北上)である)
とはいえまぁそれはそれとして。
のんのんずいずい進むと、謎の廃屋2軒。
林業の飯場だろうが、どうやって建築のための資材を運んだのか皆目見当もつかない。
40年以上放置されているみたいだったが、どう見てもそれより新しい人が住んでいた痕跡があったので少々気味も悪く、早々に退散。
白沢林道との分岐までやってきた。奥が亀尾島林道の続き、左が白沢林道。
白沢林道は写真の通り完全に廃道化している。ピストン林道であることは分かっていた(少なくとも地図上は)し、燃料も心細くなってきていたので今回はパス、次回持越しである。それにしてもここまで林道ダートだけで30km!
亀尾島林道の終端に到達。やはり抜けてはいなかった。
位置はこのへん。
この後は郡上で人車ともに燃料補給。R256を旧道で抜けようとして板取側へほぼ降り切ったところで通行止め、再び郡上へ向かって山越えして、タラガトンネル経由で帰還。
本日のルートは概ねこんな感じ。
東西の二本の線のうち北側、西端から東へ行き、北へ伸びている線が亀尾島林道。一旦郡上市街へ出てから再び西進(南側の線)、枝みたいに短い林道へ入って、タラガトンネル上を行って帰って、最後はトンネ通って(まっすぐな線)、というのが分かると思う。
それにしても寒い1日だったなぁ…。
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