もうどうのすみかBLOG版(続)。ハヤブサとKDXで暮らす日々の綴方。 それから蟲と飛行機と
2019年10月5日
スイフトのリアウインドウォッシャーが出なくなった。
モーター(ポンプ)が回る音はするものの、出ない。気乗りはしないが、不具合探求の開始である。
とりあえずモーターは回っているので、ウォッシャータンク側から順番にホースの確認。
ウォッシャータンクは右前輪の前、下部にあって、ボンネットを開けても上からは見えない。タイヤハウス前方のカバーを外す必要があるのだが、面倒なのでパス(笑)。
ホースはそこから運転席右外側下部、ドアの下を通っている。カバーを外してみたものの、ここまではウォッシャーが来ている様子。それではと、今度は後席右外側下部の、ドア下のカバーを外す。ここにもウォッシャーは来ている。
右後方のピラーの内装は外しにくいのでとりあえずパスして、車体とハッチをつなぐブーツを外す。と、ここにはウォッシャーは来ていない。
仕方がないので右後方ピラーの内装を外す。(ここの裏側)
ここら辺の内装は、前後の部品が上になってたり下になってたり、裏側に止めのツメが隠れていたり、メンドクサイんだよ…。下手に外すと劣化した樹脂のツメが折れるしさ・・・。
とりあえず気を付けながら一通り外す。
原因はここだ!
車体とハッチのところでホースをつないでいるジョイントが破断していた。樹脂だもんなぁ、13年車だもんなぁ、割れるわなぁ…。とはいえ、ちょうどホースが曲がるところにジョイントが来ているのはどうかと思うぞ。ハッチ側のホースをあと50mm延ばせば、ジョイントに妙な力が入らないのに。
原因が分かったので部品調達。近所のオートバックスでジョイントだけ発注、1個155円(税込)、安い!
上が新部品、下が破断した部品。
そそくさと交換。このあと、内装を復旧して完了。
最後に。お約束通り部品が余ったけれど、気にしない(笑)
さて、これで雨の日も大丈夫。
2019年10月6日
日頃の運動不足解消のため、金華山登山。実は3回目である。
金華山へ登るルートは幾つかあるが、本日はもっともキツイという噂の馬の背コース。
馬の背入口。
久々の登山、汗だくになりながら登っていく。いやぁ、キツイ。というか、足腰の衰えをはっきりと自覚しました。
途中の岩場。ここは手も使って登る。登りはいいけど、下りだと転げ落ちそうで嫌だなぁ。
登頂。死にそうな思い(ちょっと大げさ)をしながら、標準時間バッチリの40分で到着。
ついでなので、久々に名和昆虫博物館へ寄ってみる。そういや最近、忙しいを言い訳に虫取りに出てないなー。
登って降りて、名和さんを見て2時間程度、ちょうど昼時である。
昼食は美殿町のさなえ食堂、ドライカレー大盛600円。やや辛いが美味。こんどは普通のカレーを食べてみよう。
岐阜の街中は折からの信長祭の最中で、珍しく人出が多い。ぐるっと冷やかし歩きながら、のはら湯で汗を流してから帰宅。
なかなかいい運動だったので、また時間を作って登ってみよう。そして今度は公園の湯、かな。
若干廃墟マニアも入っている私。
知人から伊那の廃墟を教えてもらい、しかもそれがダートである黒河内林道沿い、とくればKDXで行きたくなるのは人情だが、さすがに岐阜から日帰りはややきつい。
ところがよくよく地図を眺めていると、その先、入笠牧場を横切った向こうに千代田湖という湖(人造湖らしい)があり、湖畔にはキャンプ場があることを発見してしまった。それならばと1泊キャンプツーリングで計画を立て、実行は7月末の電力休暇とした。
2019年7月25日
当日は4時半起床。何のことは無い、普段と全く同じである。テキパキと準備を済ませ、6時過ぎには出発である。
R21からR19(ネズミ捕り注意)、権兵衛峠(白バイ注意)を抜けて高遠町内で給油。これが結果としてこの日最後の給油となるのだが、KDXは航続距離が短いので非常に気をつかう。山への出入り直前直後には給油必須だが、山間部はガソリンスタンドがまばらなうえに、日曜日定休が普通。これが時々以前に所有していたジェベルが恋しくなる所以である。
さて。高遠からは美和ダムへ寄ってダムカードをもらい、そのまま道の駅南アルプスむら長谷には11時40分に着。ここでコンビニおにぎりの昼食。
しばし作戦を練ったあと、美和湖南端から黒河内林道へ突入である。
黒河内林道は、ゲートと門番がいる南アルプス林道入口の戸台大橋を超えたところから入笠牧場入口までがダートである。
まずは、戸台大橋までの舗装区間の途中にあった短い隧道。鷹岩隧道、だっけ?
途中、川側に赤い屋根が見えたのでUターンして河原へ降りる。(35°46'57.8"N 138°08'14.8"E)
見えていたのは多分この家。廃墟化しつつある山荘、かな。
その他、1~2軒の山荘が廃墟化しつつあった。
こちらは、川を渡ったところにある廃山荘。ちなみに言っておくが、中には入らないように。
写真の手前、左側に林道があり、興味本位で進んでみると。
戸台川の河原に出た。
鋸岳登山の起点になっているらしいが、注意書きがものものしい。
元の林道にもどってすぐにある、かつての茶屋。電話番号のケタ数の多いこと。
さらに少し北上すると、今度は山側に廃屋。
そして、無造作に転がる洗濯機(笑)
この後、比較的走りやすいダートを登っていくと、対岸に大がかりな廃墟群。たぶん大規模な山小屋の類と思われるが、グーグルマップや国土地理院に書き込まれている橋は無い。川面まで高低差があり、かつ渡渉が必要(しかも川幅広)なので実地確認はあきらめ。場所はたぶんここと思われる。
(35°49'11.8"N 138°09'07.7"E)
それにしても、ネットを漁っても出てこない謎の廃墟である。
この後は順調に高度を上げ(とこの時は思っていた)、途中の工事の人にも親切に通してもらい、入笠牧場のゲートに到達。記念撮影。だたしかし・・・!
!!!
積んであったカッパと水2Lが無い!どこで落とした!?
正直、キャンプ場には飲用不可とはいえ水道があるので水はどうでも良かった(100円だし)が、カッパ(3000円也)は惜しい。仕方がないので取りに戻ることにする。あるかな・・・。
止む無く後戻りを開始。親切に通してくれた工事人に再び愛想を振りまき、あるかなあるかなと逆走すること20分、そいつらは無造作に転がっていた。
白いのが水、黒いのがカッパ(を入れた袋)である。ペットボトルが破裂していれば何のために戻ったのか訳が分からなくなるところだが、幸いにして無事。
この後、三度工事人に愛想を振りまき、入笠牧場のゲートまで戻る。ゲートは、牛を逃がさないために閂がかかっているが、鍵はかかっていないので自分で開けて通過。
入笠牧場には山小屋があって、少々興味をそそられたのだが予算は無い(笑)。次回のために記録だけ残して通過である。
牧場内は、地図を見ると道が入り組んでいるようだが、実際はそうでもない。ゲートから400mのY字を左へ行けば、芝平峠までは一本道である。
芝平峠到着、十字路になっている。上手に写真が撮れていないが、KDXの前方が本日の宿泊地、千代田湖キャンプ場に向かう舗装路。右手、「青柳」と書いてある方向が金沢併用林道、
で、左は長野県道211号芝平高遠線、上側の2kmくらいがダートなので往復してみた。途中で何があったかは、(その2)でレポート予定。
このあと、芝平峠の右手、金沢併用林道(ダート)を抜けて千代田湖へ到着、16時ジャスト。
まずは設営。ちなみに標高は1300m。
反対側から。
この日、他には同年配の男性と、独りバイオリンなどを奏でる若者の計3人。
一人じゃなくてよかった、熊とか出ると怖いもん。
食事前に少し時間があったので、キャンプ場から数100mの金沢峠へ。お地蔵様がいました。
夕飯は麻婆豆腐丼と、
キャンプのお供、お約束のニッカ(笑)
この後、日没とともに就寝したのだが、夜中に登山の若者たちが到着したらしく少々やかましく目が覚めてしまった。熊鈴くらい音を消しとけっちゅーの。
あと、(たぶん)鹿の鳴声もなかなか、わかってても不気味w
((その2)へ続く)
本日の走行距離 276.2km。