もうどうのすみかBLOG版(続)。ハヤブサとKDXで暮らす日々の綴方。 それから蟲と飛行機と
項目 | 2013年 | 2015年 | 2017年 | 2019年 |
自賠責 | 13640円 | 13640円 | 11520円 | 11520円 |
重量税 | 3800円 | 4400円 | 4600円 | 5000円 |
検査手数料 | 1700円 | 1700円 | 1700円 | 1700円 |
書類一式 | 130円 | 130円 | 10円 | 105円 |
テスター代 | 1050円 | 0円 | 1620円 | 0円 |
合計 | 20320円 | 19870円 | 19450円 | 18325円 |
表現の不自由展に関して、公金の支出先として著しく妥当性を欠くと考えているので、思うところを少しく敷衍しておく。
【公金の支出先はどこまで許されるのか】
公金の支出先としてどこまで許されるのか、あるいは許されないのか、についての明確な定義はない。しかし、一般論として、表現の自由のトレランスがその時々、時代時代によって変化していくことはやむを得ないにしても、公序良俗に反しない範囲、法に触れない範囲であることは当然である。
筆者は、表現の自由について、実態はかなり緩く運用せざるを得ないとしても、公は私よりも狭く適用すべしとの立場である。それは、とりもなおさず行政は政治的中立性を保つべきと考えるからである。
ではなぜ行政が政治的中立性を保たなければいけないのか。その理由は簡単である。国民の思想信条は当然の如く様々であるが、にもかかわらずそれらを等しく扱わなければならないからである。
では今回の場合、公金の支出先として許されるのか。代表的な問題は以下の3点である。
・先々帝とはいえ、未だ歴史とはなっていない昭和天皇の御真影を玩弄する行為。そもそも、「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」
・日本国政府が少なくとも日本国大使館或いは領事館の前に置くことを許容していない慰安婦像の展示。
・国難に準じた英霊を愚弄する行為。(このような行為に激怒しない国家などあり得ない。)
これらは、行政の中立性を完全に逸脱していると言わざるを得ない。従って、表現の不自由展を公金にて行うことは反対である。
【公が保証すべき表現の自由について】
一般的な法の考え方は、公権力から国民を守ることにある。従って、公が保証すべき表現の自由とは、「その表現を公権力をもって直接的に妨げない」ことであり、自ら率先して政治的中立性を破り、率先して展示を推進することにあるのではない。推進がいつか許されるものと許されざるものに分けられていくことは、容易に想像できるであろう。ちなみに、この文脈において、「極右」の展示への公金の支出も許されないのは当然である。
では、「直接的に妨げる」とは具体的にどういうことか。次の2つが考えられる。
・展示を公権力によってそれを妨げる。
・展示者と反対の意見を持つ集団の、展示者への違法行為を黙認する。
前者に関しては、国行政は補助金の交付を取りやめたのみである。つまり、展示者が不足分を私費でもって展示を続けることは可能であった訳である(現にカンパの募集があったではないか)。また、現在の我が国において、展示を公権力が妨げるなど、考えられるだろうか。
後者に関しても、そのようなことはあり得ない。現に、会場売店で酢の瓶を割る(詳細不明。たぶん反対派)、展示に反対するプラカードを持った人士への暴力(詳細不明。たぶん賛成派)は、等しく拘束されているではないか。これは、司法警察の正義が政治的なものにはなく、法秩序にあることを如実に表している。
つまり、現状で公はその保証すべき表現の自由への役割を、十分に果たしていると言えるのである。公金を使ってあらゆる表現を保護するとは、こういうことだ。
大村氏は日本国憲法その他の解釈において徹頭徹尾間違っている。
【総括】
あらためて言う。今回展示への公金の支出は不適切であり、許容されるものではない。その理由は前項までで述べた通りである。
最後に、文化庁が決断した補助金不支出に関しては、法手続的妥当性が不明であると思っていることを付け加えておく。
記:かえすがえすも愛知県議会の沈黙は不可解だ。知事の底知れぬ不気味さの深淵を覗いた気がする。
2019年8月24日
前回交換から3年。気が付けばフロントが丸坊主になっていた。ここまで走行距離12000km。リアはもう少しいけそうな気もしたが、まぁ前後合わせて交換することにした。
交換は、毎度おなじみレーシングワールドのバーゲンセール。
とは言え諸物価値上がりの折り、前回までは工賃込み4万円だったブリジストンが概ね6万円! ニュートラルなハンドリングがお気に入りではあったのだが、さすがに高い。(ミシェランより高い)
3年ぶりのタイヤ探しで驚いたのは、IRCがいつの間にやらビッグマシン用タイヤへ参入していたことだ。IRCといえば、性能ほどほどの廉価版タイヤというイメージが無きにしも非ず、昔の中排気量以下のOEMは必ずこれだった。
それでも4万以上はするので、店に「性能そこそこでいいから安いのない?」と聞くと、出てきたのがDUNLOP SPORTMAX ROADSMARTⅡ。工賃込みで37000円!
で、DUNLOPにしました(笑)
左が終わったブリジストンBT-023、右がダンロップ(フロント)。
左が終わったブリジストンBT-023、右がダンロップ(リア)。
で、インプレ。
交換からこれまで数百kmくらい走ったところ、BT-023に比べて切り返しが粘る(やや重い)ような気がするものの、違いはわずか。ハンドリング自体はニュートラルだし、悪くない。
あとは耐久性だが、こればかりは距離を乗ってみないと分からないのでお楽しみ。
ただ、ちょっとフロントの振動(左右の振れ)が大きい気がする。これはBT-023でも出ていたのか、DUNLOP固有の問題なのかはちょっと分からない。その他、原因としては空気圧、サスセッティング、ステムベアリング、ステダンなどが考えられるが、どうなんだろう。とりあえず空気圧とサスセッティングを変えるのはお手軽なので、今度試してみようと思っている。
原因がステダンならともかく(程度の良い中古でリプレイス)、ステムベアリングだと嫌だなぁ。交換がメンドクサイんだよなぁ・・・。
(200/4/26追記)
交換後、2300kn程、市街地から高速まで走ってみた。以下、全てはブリジストンBT-023と比較しての感想である。
(1)やはり切り返して重いというか粘るというか、そんな気がする。ただし、これはあくまで比較の話であって、問題になるとかそういうレベルではない。これを安定重視ということもできると思う。
(2)やはり高速ではフロントの振動が多いかもしれない。条件としての空気圧が同一な訳ではないので何ともだが、タイヤ自体の外乱に対する減衰がメーカーによって異なるのは当然の話だ。ただしこちらは(1)の切り返しと違って、実用域の上の方では少々厄介な話になるかもしれない。
(その4)はこちら。
2019年9月14日。
前回予告通り、L型金具を金属用耐熱両面テープで貼り付け。
ところが、である。ラジエータをフレームに取り付けたところで、またもや外れる。
L型金具をラジエータに取り付ける角度が微妙らしく、治具か何かがないと、L型金具の取付角とフレーム側の角度が合わない。結局、取り付ける時に金具をひねってしまい、その時点で外れるのだ。こうなってはもうどうにもならない。ラジエータ自体は上側2点、下側1点の合計3点で固定しているのでガチガチである。ブッシュが入っているとはいえ、調整しろはほとんど無い。
仕方がないので事前の通り、タイラップで復旧。これしかないとひとまずは決心。
さて。マシンがこうなっては、ハヤブサの後継機種を本気で考えるのかどうするのか、の瀬戸際である。最近は、このまま乗り続ける方に傾きつつあったが、主要部品で不安が出てくるとどうしようもない。マフラーの小錆びも気になってきたし。(もっともこちらは資金さえあれば社外品に交換、という手もある)
幸い、今ならリプレイスのラジエターとして中華バッタ品が安く出ているし、これに交換という手もありかと思う。
いずれにせよ来月は車検なのでその後、本格的に考えなきゃ。