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艨艟ノ棲処 BLOG(続)

もうどうのすみかBLOG版(続)。ハヤブサとKDXで暮らす日々の綴方。 それから蟲と飛行機と

   
カテゴリー「ハヤブサ」の記事一覧

ハヤブサ タイヤ交換 DUNLOP SPORTMAX ROADSMARTⅡ

2019年8月24日

前回交換から3年。気が付けばフロントが丸坊主になっていた。ここまで走行距離12000km。リアはもう少しいけそうな気もしたが、まぁ前後合わせて交換することにした。

交換は、毎度おなじみレーシングワールドのバーゲンセール。

とは言え諸物価値上がりの折り、前回までは工賃込み4万円だったブリジストンが概ね6万円! ニュートラルなハンドリングがお気に入りではあったのだが、さすがに高い。(ミシェランより高い)

3年ぶりのタイヤ探しで驚いたのは、IRCがいつの間にやらビッグマシン用タイヤへ参入していたことだ。IRCといえば、性能ほどほどの廉価版タイヤというイメージが無きにしも非ず、昔の中排気量以下のOEMは必ずこれだった。
それでも4万以上はするので、店に「性能そこそこでいいから安いのない?」と聞くと、出てきたのがDUNLOP SPORTMAX ROADSMARTⅡ。工賃込みで37000円!

で、DUNLOPにしました(笑)

左が終わったブリジストンBT-023、右がダンロップ(フロント)。

左が終わったブリジストンBT-023、右がダンロップ(リア)。




で、インプレ。
 交換からこれまで数百kmくらい走ったところ、BT-023に比べて切り返しが粘る(やや重い)ような気がするものの、違いはわずか。ハンドリング自体はニュートラルだし、悪くない。
あとは耐久性だが、こればかりは距離を乗ってみないと分からないのでお楽しみ。

ただ、ちょっとフロントの振動(左右の振れ)が大きい気がする。これはBT-023でも出ていたのか、DUNLOP固有の問題なのかはちょっと分からない。その他、原因としては空気圧、サスセッティング、ステムベアリング、ステダンなどが考えられるが、どうなんだろう。とりあえず空気圧とサスセッティングを変えるのはお手軽なので、今度試してみようと思っている。

原因がステダンならともかく(程度の良い中古でリプレイス)、ステムベアリングだと嫌だなぁ。交換がメンドクサイんだよなぁ・・・。

(200/4/26追記)
交換後、2300kn程、市街地から高速まで走ってみた。以下、全てはブリジストンBT-023と比較しての感想である。
(1)やはり切り返して重いというか粘るというか、そんな気がする。ただし、これはあくまで比較の話であって、問題になるとかそういうレベルではない。これを安定重視ということもできると思う。
(2)やはり高速ではフロントの振動が多いかもしれない。条件としての空気圧が同一な訳ではないので何ともだが、タイヤ自体の外乱に対する減衰がメーカーによって異なるのは当然の話だ。ただしこちらは(1)の切り返しと違って、実用域の上の方では少々厄介な話になるかもしれない。
  

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ハヤブサ水冷系統不具合(その5)

(その4)はこちら。

2019年9月14日。

前回予告通り、L型金具を金属用耐熱両面テープで貼り付け。

ところが、である。ラジエータをフレームに取り付けたところで、またもや外れる。

L型金具をラジエータに取り付ける角度が微妙らしく、治具か何かがないと、L型金具の取付角とフレーム側の角度が合わない。結局、取り付ける時に金具をひねってしまい、その時点で外れるのだ。こうなってはもうどうにもならない。ラジエータ自体は上側2点、下側1点の合計3点で固定しているのでガチガチである。ブッシュが入っているとはいえ、調整しろはほとんど無い。

仕方がないので事前の通り、タイラップで復旧。これしかないとひとまずは決心。

さて。マシンがこうなっては、ハヤブサの後継機種を本気で考えるのかどうするのか、の瀬戸際である。最近は、このまま乗り続ける方に傾きつつあったが、主要部品で不安が出てくるとどうしようもない。マフラーの小錆びも気になってきたし。(もっともこちらは資金さえあれば社外品に交換、という手もある)

幸い、今ならリプレイスのラジエターとして中華バッタ品が安く出ているし、これに交換という手もありかと思う。


いずれにせよ来月は車検なのでその後、本格的に考えなきゃ。

ハヤブサ水冷系統不具合(その4)

(その3)はこちら。

2019年6月2日。

昨日は名古屋、今日は四日市と合わせて300kmくらい走ったけど、今のところクーラントの減少は見られない。水温の上昇傾向も、まぁ、気温が低かった(20℃半ば)こともあって、信号待ちのオーバーヒートは無し。ファンは回ったけど。

あとは近々、L型金具を金属用耐熱両面テープでくっつけてひと段落とする。様子見は、夏が本番。

このまま症状が落ち着いてくれるといいなぁ。

ハヤブサ水冷系統不具合(その3)

  (その2)はこちら。

2019年5月26日。

結論から。
ラジエータのL型金具は、とりあえず金属用耐熱接着剤(~120℃)で着いた。

に見えたが、アイドリングで温度が上がると剥離。
仕方が無いのでタイラップ(耐熱)で固定した。ちょっとグラグラするけどいいでしょう。

耐熱両面テープ(~180℃)という手もあるので、次回開けたら試してみよう。

水温の上昇に関しては、今回は手を付けず(部品、収集していない)。長時間アイドリングで水温が上がっても、今回はオーバーヒートまで上がらなかった。途中でファンが回りだし(ファンって、連続じゃなくて断続的に回るのな)、水温計の針の上昇はせいぜいここまで。

これでもちょっと高めだが、まぁよしとしよう。引き続き様子見だな。
あと、水温が上がるとリザーバタンクのクーラントが増え、冷えると元の量まで下がったので、ラジエータキャップは正常と思われる。そうすると次はサーモスタットが怪しい・・・?

クーラントの減少の原因は、恥ずかしながらたぶんこれ。

先日の整備でクーラントを交換した後、バンドを締める位置を間違えたようだ(ハヤブサはここでホースを外してクーラントをドレンする)。本来、バンド跡のあるところで締めなければいけないのに、その後ろで締めている。ホースの下部からは、緑色のクーラントがにじんでいる。恐らくここから漏れていたのだろう。
で、締めなおして復旧。



ここまでやって、この日はカウルまで取り付けて完全復旧。

あとは次のツーリングで、諸々様子見である。これで収まればいいけどなぁ。

(まだまだ続くかも?)
 
 
  
   

ハヤブサ水冷系統不具合(その2)

(その1)はこちら。

さて、不具合原因について、マニュアルとネットで情報を収集しながらあれこれ考えた。まず、水冷系統の構成品は次の通り。

・ラジエータ本体
・ラジエータキャップ
・ホース類
・サーモスタット
・ファン
・ファンセンサー
・水温センサー
・ウォーターポンプ

不具合は以下の3点。
・ラジエータ上部左側L型金具の破断
・信号待ちで水温がオーバーヒート近くまで上昇する。走行中は問題なし
・クーラントの減少(400km程度走るとリザーバタンクのUPPER LINEからLOWER LINEの下まで減少)

健全と考えられるのは以下の4点。
・ファン・・・回転している
・ファンセンサー・・・水温上昇時にファンが回りだすことから正常と推定される
・水温センサー・・・水温計が正常(?)に作動していることから正常と推定される
・ホース類・・・目視点検の結果、漏れ等は見られない

現時点での不具合処置方針というか何というか、考え方は次の通り。
まず、ラジエータ上部左側のL型金具の破断だが、金属用耐熱接着剤で接着の上、タイラップ(耐熱)で固定してしばらく様子を見る。ひょっとしたら接着がとれるかもしれない。そうしたら接着では着かないということなので、タイラップのみで固定とする。タイラップも切れる可能性があるので2本巻き、定期的に交換(年1回の整備時)だな。それにしても、破断面がきれいだったので、破断したばかりだろう。ラジエータの交換は、純正品が4万~5万、中国製?バttモノでも1万はするので、見送り。タイラップの耐久性がよほど悪ければ考えるが、もう20年車なので交換まで考えるつもりはない。

水温上昇は、手の付けやすいところから。まずは、ラジエータキャップを交換する。前回は2017年5月の交換でちょっと早い気もするが、ネットで調べた限り、今回の症状はラジエータキャップの不具合に似ているので。とはいえ、見た限りでは悪くなっているとは思えないが。これで効果が無ければ、次はサーモスタット交換。ことらはちょっと手間だが部品代は安い。それでもダメなクーラントが循環していないということなので、ウォーターポンプの交換。これは手間も部品代もかかkるので、あまりやりたくない。

クーラントの減少は、まずは点検。ラジエータキャップを開けた状態でアイドリング又は空ぶかし(本当は危険)をして、気泡が出てくるようであればエンジン内部のシールがダメになっている可能性。この場合は、エンジンを開けてシールを交換するしかないが、費用がかかるので、定期的にクーラントを補充しながら走るしかない。クーラントの減り具合にもよるが、もう極端な長距離や泊りがけのツーリングは無理だろう。
気泡が出ない場合はウォーターポンプから漏れている可能性がある。その場合は、エンジンオイルがクーラントと混ざって白濁しているはずなので、次回オイル交換時に確認して、要すればウォーターポンプの交換。しかし、先日のオイル交換の時には白濁なんてしていなかったが。

2000年型ハヤブサを中古で買って早や16年。元々整備に手のかかるバイクではあるものの、基本的には頑丈だなぁという印象だったが、さすがに製造から20年、寄る年波には勝てなくなってきた感がある。飛ばしてよし、流してよしのいいバイクだし、最後の規制前車なので手放したくはないのだが、水冷系統に不安をかかえたまま乗るわけにはいかない。
今年の車検は通すとしても、この不具合を納得のいく形で収束できない限り、主力機の交代はあるかもしれない。(まぁ、この個体を手放してもまた同じ型を買うかもしれないけどね)

というわけで、以下、不定期に続く。

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岐阜県在住。
真空管ラヂオ、白黒テレビ、ダイアルの無い黒電話、五右衛門風呂を使った事がある。
東京オリンピックは憶えていないが、大阪万博ははっきりと記憶がある。
単車で遊んでもうすぐ40年、そのくらいの歳のオッサンです。
mail: moudou_sumika-4601@yahoo.co.jp

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