忍者ブログ

艨艟ノ棲処 BLOG(続)

もうどうのすみかBLOG版(続)。ハヤブサとKDXで暮らす日々の綴方。 それから蟲と飛行機と

   

与右衛門坂

遅くなりましたが、2000年1月1日に与右衛門坂へ行ったのでその報告。
(書いているのは2000年4月)

与右衛門坂は三重県と奈良県の県境近くにある。詳しい場所はググればすぐに出てくるので割愛。



全景。向こうの細いのが与右衛門坂。回り込んで上からアプローチ。


ここら辺は余裕しゃくしゃく。


降下開始!


真っ直ぐ行けと書いてある(笑)。


全体的にこの調子。ところにより下腹ガリガリ。スイフトだから行ったけど、3ナンバーでも車格の大きいレクサスやクラウンなら絶対に挟まって抜けなくなる(笑)。

それが証拠に、坂に沿ってある民家には、軽かコンパクトカーしか入っていない。正月早々、車を傷物にして、ちょっと気が滅入った坂でした。



こちらはオマケ、亀山市の某林道にある謎の穴。迂回路ができたので不要になったみたい。貫通水没でした。 











 
PR

虚数の情緒

1年近くかけて何とか読了。「虚数の情緒」をモチーフに、その発生から応用、オイラー方程式、一般及び特殊相対性理論、波動方程式、量子力学までを解説した本。

 

曰く「中学生からの全方位独学法」とあるが、数学力が並の中学生なら前半まで(オイラー方程式が出てくるあたり)、後半最後まで読み通せるのは中々出来のいい中学生くらいかもしれない。もっとも、本書は数式よりも文章主体であり、読み物としても面白いので、必ずしもすべての数式を理解する必要もないだろう。

 

また、並の大学の一般教養、または専門課程初級の数学テキストとしても適しているかもしれない。筆者も、読み飛ばした箇所、理解が不足している箇所を、ノートを作りながらもう一度読み返してみるつもりだ。

 

それにしても吉田武氏の著作はどれも面白い。恐らく著者本人が楽しんで書いているのだろう。





それでは良いお年を。


 

ハヤブサ水冷系統不具合(その6)

(その5)はこちら。

11月はそこそこ走ったので、前々から気にしているクーラントの液量をチェック。

?あれ?


漏れてやがる・・・。


カウルを外してみると、どうやらラジエータとホースの継ぎ目で漏れているらしい。繫ぎ目にうっすらと緑色が見えるのが分かるだろうか?



ラジエータはタイラップで固定してあるとはいえ振動でグラグラしているはずなので、それが原因と思われる。

仕方がないので増し締めとタイラップでホースの固定を追加。


これでしばらく様子をみて、駄目ならもうラジエータを交換しよう。

来年は長期休暇を取って九州か北海道へ長期ツーリングしようと思っていたのに、この状態が続くと行けないよ。

参ったなぁ。

ユーザー車検2019

さて、2年に1度の恒例行事、ハヤブサの車検である。

前回は仕事の都合で愛知運輸支局だったので、岐阜運輸支局は前々回以来である。
4年ぶりで少々様子も違っていたので、覚書として書いておく。

とりあえず、毎度おなじみの持ち物。
・車検証
・自賠責保険証書
・納税証明書
・書類ボード(書類を挟むのにとても便利)
・ユーザーマニュアル(お守り)
・ライトSW治具(自作。ヘッドライトSWがONのままになる)
 ・印(念のため)

さて、岐阜運輸支局の受付開始は0845だが、建屋内には0800から入れるので遅刻しないよう、7時過ぎ、半前には出発。
  
 
車検自体はつつがなく終了。お値段は下の通り。(書類一式とは分解整備記録簿のことであり、その他書類は無料である。分解整備記録簿は適当なフォームでいいようなので、あらかじめネットに転がっているフォームをプリントアウトしておけば0円である。)
項目 2013年 2015年 2017年 2019年
自賠責 13640円 13640円 11520円 11520円
重量税 3800円 4400円 4600円 5000円
検査手数料 1700円 1700円 1700円 1700円
書類一式 130円 130円 10円 105円
テスター代 1050円 0円 1620円 0円
合計 20320円 19870円 19450円 18325円
で、頂きました。
 

これでまた2年乗れる。今度は車検とタイヤ交換が同時にならないよう、大事にいこう。


【付記】
憶えで手順を書いておく。
・出発時間は上に書いたとおり、7時過ぎ、半前。8時ちょいには運輸支局に着く感じで。
・受検方法はこの紙にある通り。

・書類1、2は持参する書類。
・書類5~書類7は入口左側においてあるので、8時45分の受付前に記入。
・受付が開始されたら、、窓口⑧のユーザー車検受付で書類と手数料、重量税の確認。
・隣の建物に行って、自賠責を支払い、手数料の印紙も購入。
・再度、窓口⑧へ行って、書類を確認してもらったあと、検査場へ。
・検査場では、係の人に教えてもらいながら受検。ちなみに、レーンは左端。(以前は右端だった気が・・・)
・検査場窓口で合格の印を押してもらったら、窓口⑦へ書類1~書類7を提出。この時、番号札をプリントアウトして、1枚を書類とともに出すこと。
・手続きが終了したら窓口⑥に呼ばれる。新車検証とステッカーをもらって終了。ここまででだいたい1時間。
・お疲れ様でした。

表現の不自由展

表現の不自由展に関して、公金の支出先として著しく妥当性を欠くと考えているので、思うところを少しく敷衍しておく。

【公金の支出先はどこまで許されるのか】
公金の支出先としてどこまで許されるのか、あるいは許されないのか、についての明確な定義はない。しかし、一般論として、表現の自由のトレランスがその時々、時代時代によって変化していくことはやむを得ないにしても、公序良俗に反しない範囲、法に触れない範囲であることは当然である。

筆者は、表現の自由について、実態はかなり緩く運用せざるを得ないとしても、公は私よりも狭く適用すべしとの立場である。それは、とりもなおさず行政は政治的中立性を保つべきと考えるからである。
ではなぜ行政が政治的中立性を保たなければいけないのか。その理由は簡単である。国民の思想信条は当然の如く様々であるが、にもかかわらずそれらを等しく扱わなければならないからである。

では今回の場合、公金の支出先として許されるのか。代表的な問題は以下の3点である。

・先々帝とはいえ、未だ歴史とはなっていない昭和天皇の御真影を玩弄する行為。そもそも、「天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であって、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。」
・日本国政府が少なくとも日本国大使館或いは領事館の前に置くことを許容していない慰安婦像の展示。
・国難に準じた英霊を愚弄する行為。(このような行為に激怒しない国家などあり得ない。)

これらは、行政の中立性を完全に逸脱していると言わざるを得ない。従って、表現の不自由展を公金にて行うことは反対である。


【公が保証すべき表現の自由について】
一般的な法の考え方は、公権力から国民を守ることにある。従って、公が保証すべき表現の自由とは、「その表現を公権力をもって直接的に妨げない」ことであり、自ら率先して政治的中立性を破り、率先して展示を推進することにあるのではない。推進がいつか許されるものと許されざるものに分けられていくことは、容易に想像できるであろう。ちなみに、この文脈において、「極右」の展示への公金の支出も許されないのは当然である。

では、「直接的に妨げる」とは具体的にどういうことか。次の2つが考えられる。

・展示を公権力によってそれを妨げる。
・展示者と反対の意見を持つ集団の、展示者への違法行為を黙認する。

前者に関しては、国行政は補助金の交付を取りやめたのみである。つまり、展示者が不足分を私費でもって展示を続けることは可能であった訳である(現にカンパの募集があったではないか)。また、現在の我が国において、展示を公権力が妨げるなど、考えられるだろうか。
後者に関しても、そのようなことはあり得ない。現に、会場売店で酢の瓶を割る(詳細不明。たぶん反対派)、展示に反対するプラカードを持った人士への暴力(詳細不明。たぶん賛成派)は、等しく拘束されているではないか。これは、司法警察の正義が政治的なものにはなく、法秩序にあることを如実に表している。

つまり、現状で公はその保証すべき表現の自由への役割を、十分に果たしていると言えるのである。公金を使ってあらゆる表現を保護するとは、こういうことだ。
大村氏は日本国憲法その他の解釈において徹頭徹尾間違っている。


【総括】
あらためて言う。今回展示への公金の支出は不適切であり、許容されるものではない。その理由は前項までで述べた通りである。
最後に、文化庁が決断した補助金不支出に関しては、法手続的妥当性が不明であると思っていることを付け加えておく。


記:かえすがえすも愛知県議会の沈黙は不可解だ。知事の底知れぬ不気味さの深淵を覗いた気がする。

忍者カウンター

カレンダー

03 2024/04 05
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
22 23 24 25 26 27
28 29 30

プロフィール

HN:
管理人
Webサイト:
性別:
非公開
自己紹介:
岐阜県在住。
真空管ラヂオ、白黒テレビ、ダイアルの無い黒電話、五右衛門風呂を使った事がある。
東京オリンピックは憶えていないが、大阪万博ははっきりと記憶がある。
単車で遊んでもうすぐ40年、そのくらいの歳のオッサンです。
mail: moudou_sumika-4601@yahoo.co.jp

バーコード

P R

Copyright ©  -- 艨艟ノ棲処 BLOG(続) --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]