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艨艟ノ棲処 BLOG(続)

もうどうのすみかBLOG版(続)。ハヤブサとKDXで暮らす日々の綴方。 それから蟲と飛行機と

   

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金沢旅行(その2)-日本自動車博物館、四高記念館と泉鏡花

2020年7月26日(続き)

こまつの杜の後は、日本自動車博物館へ向かう。


この3階建てにそれぞれ中二階中三階がついていて、その端から端まで自動車がびっしり。もうもう、お腹いっぱい、消化不良(笑)。好きな人がじっくり見てると、2日はかかるんじゃないかな?今回はそこまでの時間は無いので、興味を惹いたものだけをチラ見。


これ、いきなり何のことか分からないと思うけど、UNIMOGのサス。バネとダンパー(右側)が同軸になっていないとは、どういうことだ?ちなみに、これは前輪。後輪側は普通の板バネだった。


日本初(世界初?)のくろがね四起。こんな車があったことはまるで知らなかったのだが、なかなかにかっこいい。ただし展示はお立ち台状態になっていて、ディテイルは見えなくて残念。詳しくは下の看板でどうぞ。
大好きな日産チェリー。思えばこの頃から、ハッチバックが好きだった。


後部の丸窓がかっこいい、ダイハツシャレード。


マツダR360クーペはいつ見てもいい。


他にも延々と展示は続くのだが、とてもじゃないが紹介しきれる量じゃないし、それほど詳しい訳でもない(好きだけど)ので、興味があれば博物館へ行ってみることをお勧めする。

この後、金沢市内観光と思っていたのだが、ちょいと情報を得たので寄り道。粟津公園。お目当てはエアロコマンダー。昭和57年頃まで中日新聞が使っていた機体らしい。雨ざらしなので保存状態はあまりよくないけど、自由に出入りできる割には、コックピット計器の欠損があまり見られないのはうれしいところ。


さて、だんだんと時間も押してきたので急ぐ。昼食は適当に済ませて、金沢市内へ。
まずは四高記念館。金沢市内にあった、旧制第四高等学校である。レンガが綺麗だけど、たぶん補修済み。

当時の旧姓高校生はだいたいこんな感じ。

ストームは青春の発露だ!(酒飲んで高歌放吟、褌一つで練り歩く、とでも云うとわかるかな?)


ここまできて、かなり時間が無くなって来た。次の目的地、泉鏡花記念館までダッシュ!

泉鏡花は高野聖その他で有名な小説家で、好きな作家でもある。館内は撮影禁止なので写真はこれしかない。
 

ようやく時間縛りがなくなったので、街中の駐車場まではゆっくりと歩く。(実は中心部の有料駐車場に車を停めて、ここまで歩いてきたのだが、記念館に専用の駐車場があってがっかり)

途中、金沢城内を横ぎる。出たところの門の味がなかなか。


さて、季節は夏(突然だなw)。汗もかいたので一風呂浴びてから寝たい。どこかよい温泉は無いかと観光案内で尋ねたら、湯湧温泉というところに白鷺の湯という日帰り温泉があるという。市内からは小一時間、ちょうどいいくらいの時間なので行くことにしたのだが・・・。

ここは、どこだ?(笑)どうやら途中で道を間違えたらしい。細い県道の、廃村(ではなかったが)みたいな集落に迷い込んでしまった。

なんやかんやでだいぶ遠回りをしてしまった(山一つ向こうだった)が、温泉に到着。いいお湯でした。


このあと、夕飯は簡単に松屋のカレーにしたのだが、後で気づいた。金沢まで来たのだから、金沢カレーを食べなきゃ!明日、忘れないようにしよう。


で、この夜の宿は某道の駅でした。おやすみなさい。
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金沢旅行(その1)-石川県立航空プラザ(と、こまつの杜)

7月末の1週間、例年我が社は夏休みである。特に今年は単身赴任中でもあり、物理的に自由が効く。普通ならバイクでキャンプツーリングだが、残念ながら梅雨が明けない。で、バイクは諦めて、前々からやってみたかった車中泊の旅に挑戦してみることにした。相棒はもちろん、7式スイフトである。

さて、となると行先である。諸々の都合から旅程は1泊2日、適切な距離でそこそこ見るところがあって、ということでマル秘メモ「物見遊山」(笑)から金沢方面を選択。出かけることにした。

2020年7月26日
深夜から早朝に変わる頃、自宅を出発。交通量のごく少ない山道を走り、8時半頃に小松空港北側にある石川県立航空プラザに到着。
事前の調べでは開館8時半だったのでそれに合わせて来たのだが、実際には9時開場。しかたがない(訳でもない)ので、外に置いてあったKM-2とHSS-2Bを見学。


時間になったので入場。展示内容の全体は公式HPに任せるとして、以下、物珍しい機体だけをかいつまんで紹介する。
まずはピラタス ターボポーター。スイスのピラタス社製、南極観測のために使用されていた機体である。

白一面の南極でも目立つように機体塗装は赤、タイヤの下に見える白い板はスキーである。極地ならではの装備といったところか。主翼下面には増槽タンクも搭載している。

低速でもあるし、STOL機でもあるので、古典的な比較的厚めの翼型を使っている。厚比15%近いのではないか?このような翼単の処理では誘導抗力がさぞや大きいだろうと思うが、そんなことは気にしてもしょうがないのだろう。前方へ向かって突き出している、先端が白く塗られた棒は、エルロンのバランスホーンである。


XF-2のモックアップ。航空機は、モックアップと称して実物大の木型模型を製作し、各部の配置、操作性、視界などを確認するのである。XF-2 "A"のモックアップは浜松基地の広報館に機体全体のものが展示してある(確か)が、ここにあるのは "A"型(単座)との違いである機首部分のみ制作された  "B"型(複座)である。


さて。この航空プラザで最もユニークな展示であると思うのが、このドルニエ Do28 である。高翼、しかも左右を完全に一直線とするため、キャビンから持ち上げている。加えて、エンジンは胴体下部の下翼の先端に搭載している。意図的に一葉半とし、STOL、それも並々ならぬ短距離を狙っているのが見てとれる。
主翼前縁はフルスパンに渡ってスロット。主翼自体をキャビンから持ち上げているので、完全に左右一体となっている。キャビン上部でのスロットは、他部位ほどは効いていないのだろうが、STOLに対する執念がうかがえる。


後縁もフルスパンに渡って、エルロンにまで!スロット!!。エルロンは内外二分割、となっている。フラッペロンとしても使っているのだろう。

さて、あとは比較的物珍しいものを。
まずは、先頃用途廃止となった政府専用機ボーイング747の貴賓室。

こちらはX-2先進技術実証機(通称「心神」)の模型。

これは、旧海軍の爆撃機 銀河の翼端実物なのだが、マネキンがかぶっているのは何故か陸軍の飛行帽。もう少し気を使って欲しい。

航空プラザは2時間たっぷり見て、次はこまつの杜へ移動。小松市にはコマツの工場とちょっとした博物館があるのだ。
これは、こまつの杜に展示してある世界最大?のダンプ、930E。車体重量200トン!積載量300トン!!燃料の入っていないジャンボジェットなら楽勝で運べるレベル。

ここで、大間違いに気づいた。この日、博物館の方は定休日だったのだ。だから下調べはきちんとしろとあれほど・・・。後の祭り。

さてこの後は日本自動車博物館へ向かったのだが、長くなって来たのでまた次回。



スイフトバンバー修理

スイフトでバックしてたら、左後ろの低いところにブロックがあって、ぶつけてしまった。結果が、これ。

余りにもカッコワルイので、何とかバンパーの取り付けをずらすだけで直らないかと画策。
まずはテールライトを外す。左上と左下の穴に対応する位置に、テールライト側から角が出ていて刺すようになっている。ちょっと固いけど、躊躇なく引く(笑)

あとは(写真無し)、その右にあるボルト1個と、左後ろタイヤハウス後方の+ネジ1本、プラリベット3個と、バンパー下のプラリベット1個を外す。

これでパンパーが若干動くので、押したり引いたり、寄せて上げて(笑)、ネジ穴の遊びの範囲内でいい位置に持って行ってから固定。バンパー側の穴はバカ穴なので成せる技。

ずらしたしわ寄せは当然現れる訳で、バンパー左下のプラリベットの位置が合わなくなった。下写真中央の、ダルマになっている穴がそれである。ボディ側とバンパー側の穴位置がズレている。(写真は上から下を見ている、手前が後方)

とはいえそこはそれ、プラリベットにこだわる必要もないので、タイラップで留めるだけ。

パンパー下部は、プラリベット4ヵ所で車体側と結合されているのだが、皮肉なことに何故か残っていたのは左側の1本だけで、あとは全て無くなっていた。加えて、タイヤハウス内の最後方下もプラリベットで車体と結合されているのだが、これも右側は喪失していた。こうなるともう、タイラップ様々である。(写真は下から上を見ている。写真下が後方)

で、結構調子よく直りました。
(左修理前、右修理後)


【まとめ】
スイフトは中古で買ったわけだが、
・あるはずのプラリベットが無かったり、左右でボルトの錆ぐあいが違ったり(片方新品?)、交換修理でもしない限り外さないとこに外した跡があったり、さすが中古車(笑)
・自分で気軽に触れるし、多少の傷を作っても気にならないので、安い中古車は好きなんだな。ピカピカの新車かそれに近い車だと、こうはいかない。



草ヒロ

某月某日某所にて某氏と、草ヒロ。





こちらは愛機、7式SWIFT。

ハヤブサ フロントブレーキ調整

前々から引きずっているのだけど、ハヤブサのフロントブレーキのタッチがよろしくない。
感触が柔らかい(効いているのかいないのか、頼りない)。んで、調整。

まずは左側のキャリパを外す。写真は前から見たところ。外側(写真向かって右側)のポッドが完全に遊んでいる(出てきていない)のが分かると思う。


洗浄して、ラバーグリス吹いて、モミだしモミだし。


次に右側キャリパを外す。写真は前から見たところで、外側(写真向かって左側)のポッドが遊んでいる(出てきていない)のが分かる。
こちらも同じく洗浄して、ラバーグリス吹いて、モミモミ。

このあとブサ友うーさんから借用した秘密兵器(スペシャルエア抜きツール)でエア抜きして終了。

カチッとした手ごたえが戻ったので、気をよくして1時間ばかり試走。と、帰る頃には再び手ごたえが柔らかくなってしまった。一体全体何が起こっているのか、ポッドの動きが悪くなる原因が全くわからない。

このままだと、キャリパの交換も視野に入れなくてはいけないかもしれない。

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岐阜県在住。
真空管ラヂオ、白黒テレビ、ダイアルの無い黒電話、五右衛門風呂を使った事がある。
東京オリンピックは憶えていないが、大阪万博ははっきりと記憶がある。
単車で遊んでもうすぐ40年、そのくらいの歳のオッサンです。
mail: moudou_sumika-4601@yahoo.co.jp

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